環境と調和した都市のあり方を考え、暮らす人、働く人、学ぶ人、訪れる人…すべての人にとって魅力的な街を育てたい。
そんな思いを旨に私たちは桜丘町、南平台町、鶯谷町、鉢山町、猿楽町、代官山町の6つの町に広がる丘陵地帯を「渋谷サザンヒルズ」と名付けました。
多彩な魅力を秘めたこの街を花と緑で彩り、さらなる地域活性とエリアイメージアップを推進するべく、様々な活動を続けています。
さくら並木の診察や保護のために、広範な専門家や学識経験者のサポートやアドバイスを受けるなど、都市緑化や街路樹文化を学び、自然を守り、健やかに育む活動に取り組んでいます。 | 農学博士・内田均氏をお招きし、「都市緑化の課題とさくらの街づくり」をテーマに講演会を開催。 多角的な学習を通じ、多くの方々と「街づくり」のイメージの共有を進めています。 | 「さくら」にちなみ、芝桜の名所・北海道大空町から渋谷さくら通りに芝桜を移植。実施には渋谷区長と北海道東京事務所のスタッフにもご参加いただき、花を通じた地域間交流を深めました。 |
JR東日本、東急電鉄、国土交通省の協力の下、渋谷南口・R246沿いのガード下を飾る「渋谷アートギャラリー246」を推進。 景観の美化と落書き防止に協力しています。 | かつて猿楽町で盛況を誇った氷川花市場にちなみ、さくら通りのマリアクリニック玄関前で、(財)園芸文化協会のご協力により露天の「花市場」を定期的に開催しています。 | 「セブンイレブン緑の基金」の援助から、“渋谷サザンヒルズ”入り口にあたる坂道、「さくら通り」両側の桜街路樹にそって、コンテナ花壇を設置し、四季の花々で華やかに飾る「フラワーロード」造りを行っています |
さくらの丘のまちづくり
2007年11月「NPO法人 渋谷さくら育樹の会」を設立、さくらの保護育成、花と緑を植える環境美化活動を開始しました。 渋谷駅西口より徒歩1分のところにある桜丘町のさくらをシンボルとし、メインストリート(さくら坂)を鮮やかに演出するさくら並木の育成・保護活動を行っています。また「四季の花咲く街路づくり」をテーマに季節折々の花を植え、街中を華やかに飾るフラワーロードづくりを行い、都市中に四季を感じる、環境に優しく美しい街づくりを推進し快適環境地区を目指しています。2018年1月渋谷駅桜丘口地区市街地再開発の工事にともない、さくらの一部伐採がありました。そこで、さくらの新規植樹の要望を行政はじめ関係団体に提出、さくらの保護育成と都市緑化を推進していきます。「さくらを育て、守り、愛でる」活動を通じて、「環境にやさしい活力のある安全で安心な街づくり」を目指し、暮らす人、働く人、学ぶ人、訪れる人…より多くの皆様が「共感」し、「感動」していただけるよう努力してまいります。春になると「さくら坂」の桜が美しく見事なアーチを描き、訪れる人々の笑顔を見るのが私たちの喜びです。 東京都渋谷区桜丘町 代表理事 佐野とも子 |